
リモートワークって誰にも見られないからサボり放題だよね。
羨ましいな~
このように思う人は多いかもしれないですね。
僕自身、システムエンジニアとしてリモートワークをしていますが、確かに、「サボろうと思えば簡単にサボれるな~」と感じています。
知り合いの中には、リモートワークになってからは仕事時間中にゲームをしているという人もいますね。
ここで気になるのが、「リモートワークでサボった場合に周りにばれるのか、サボっても問題無いのか」ということ。
結論から言えば、仕事の進捗に影響が無ければサボっていてもばれないでしょうし、適度なサボりは精神衛生上良いことだと言えるでしょう。
ただし、サボりが発覚したりサボりを疑われたら損をする可能性が高いので要注意。
というわけで今回は、リモートワークにおけるサボりについてお話ししていきます。
リモートワークでサボる人は多い?
マイナビの記事によると、リモートワークでサボった経験がある人は7割近くだとか。
内容はゲームや昼寝など。
これらは分かりやすいですね。
明らかに業務と無関係なことをしていれば、それはサボっている判定になるでしょう。
ただし、サボっているのか判断が難しいケースもあります。
たとえば、以下のようなものですね。
- 雑談
- 応答が遅い
- 動画視聴しながら仕事
これはサボりなのか?①雑談
リモートワークでも他社員と通話をすることはありますね。
その時に業務とは関係無い雑談をすることもあるでしょう。
ゲームの話、天気の話、ニュースの話など。
明らかに業務とは無関係ですが、果たしてこれはサボりなのか。
出社していても雑談する人はいますし、他社員とのコミュニケーションも一緒に仕事をする上では大切なことのように思えます。
雑談の時間が長すぎて仕事が全然進まないとなればサボりと言えそうですが、雑談すること自体をサボりと見なすのは難しいですね。
これはサボりなのか?②応答が遅い
リモートワークで連絡を取ろうとしたときに、なかなか応答が無い場合があります。
少し時間が経ってから、「すみません、離席してました」というものですね。
相手の様子が見えないので、トイレに行っていた、宅配の荷物を受け取っていた、ゲームをしていて連絡に気付かなかった、外出をしていたなど、色々な可能性が考えられます。
正直、周りからはサボっているかどうか判断がつきません。
これが、「リモートワークはサボれる」と言われる要因ですね。
これはサボりなのか?③動画視聴しながら仕事
「リモートワークでYoutubeをつけながら仕事している」などと聞くと、皆さんはどう感じるでしょうか?
多くの人はサボっていると思うでしょう。
それは、動画を見ることに集中して仕事が疎かになっている状況を想像するからですね。
実際、このようにサボっている人もいるでしょう。
ネットで色々と調べてみると、「リモートワークの日はAmazon Primeを見て過ごしている」、「Netflix見放題だからリモートワーク最高!」みたいなことを言っている人もたくさんいます。
しかし、一方で仕事の集中力を上げるために動画を流しているような人もいますね。
「音楽を流した方が仕事が捗る」、「無音だと集中できないからラジオ感覚で動画を再生している」というタイプの人たちです。
僕もこのタイプで、Youtubeで音楽を再生しながら仕事をすることは多いですね。
オフィスで音楽を流すような会社もあるので、リモートワークで音楽を聴くのは特に問題無いとは思いますが、難しいのが動画を流しているケース。
傍から見たらサボりですが、本人にとっては仕事のパフォーマンスを高めるために重要なことかもしれません。
実際、リモートワークと出社の違いの一つとして、周りの会話や音が聞こえない点が挙げられます。
一人暮らしのリモートだと、無音の環境で仕事をすることになるわけですね。
無音状態で長時間集中力を維持するのは難しいものです。
ましてや、毎日リモートワークなら尚更ですね。
となると、サボりにしろサボりで無いにしろ、動画視聴をする人が出てくるのは個人的には納得です。
リモートワークでサボっていたら周りにばれるのか?
「リモートワークは自分の姿が見られないから、サボってもばれない」と考える人もいますね。
実際のところ、サボっていたら周りは気付くのか。
仕事の進捗が遅いと印象は悪い
結論、仕事の進捗が遅いとサボり疑惑が出てくる可能性があります。
たとえば、午前中で終わりそうな作業を振って、夕方になって「終わりました!」と報告されたら、「ずいぶん時間がかかったな~」と感じるのは当然ですよね。
頻度が少ないなら気になりませんが、頻繁にこのようなことが起きると、周りからの印象は次の2つの可能性が考えられます。
- サボっている
- 能力が低い
サボり疑惑が浮上することはある
ある程度一緒に仕事をしている人なら、相手の能力もそれなりに分かってきます。
となると、相手の作業スピードも予想できるので、予想とあまりに乖離があると「あ、サボってるな」と感じてしまいますね。
結局のところ、本人の自己申告が無ければ断定はできませんし、わざわざ「サボってる?」と聞くことはしませんが、「サボる人間認定」をすることはあるでしょう。
能力が低いとみなされることがある
関わって間もない相手の作業スピードが遅い場合、サボっているというよりも「能力が低い」と感じてしまうことがあります。
能力が低いとみなされた場合、任される仕事も雑用に近いものが増えていく可能性があります。
大事な仕事を任されにくくなるわけですね。
そうなると評価に関わるので、賞与や昇給額、出世に響く可能性が高いでしょう。
また、簡単な仕事しか任されなくなると自分の仕事のスキルが向上しないので、年齢が上がるにつれて本当に能力が低い社員になってしまうかもしれません。
サボり過ぎるとデメリットが大きい
サボり過ぎて仕事の進捗が遅れた場合、サボっていると思われるかは置いといて、周りからの印象は悪くなります。
短期的に見ればサボりは、「ほとんど仕事をせずに給料を貰えてラッキー!」と思うかもしれませんが、長期的に見れば損をする可能性が高いですね。
リモートワークに適度なサボりは必要?
ところで、リモートワークでサボることは必ずしも悪いことでしょうか?
「サボり」と言うと聞こえが悪いですが、「休憩」なら問題無いですよね。
学校でも昼休み以外に授業の合間に休憩時間が設けられています。
これは適度な休憩を挟まないと集中力を維持するのが難しいからですね。
リモートワークでも休憩を取ることは推奨されるでしょう。
結局のところ、仕事の効率を高めたり進捗に影響が出ない程度の休憩(サボり)であれば、ストレス緩和などにもつながるので、個人的には良いことかなと思います。
まとめ
さて、今回はリモートワークでのサボりについてお話ししてきました。
仕事の進捗に影響が出れば問題ですが、息抜き程度なら休憩と捉えることもできるので、必ずしもサボりが悪いとは言えない気がしますね。
皆さんもサボる時はほどほどにしましょう。