「最近、なんだかイライラすることが多い・・・」、「全然作業に集中できない・・・」
その原因はもしかしたら、魚不足かもしれません。
特に一人暮らしを始めてからは、魚を食べる機会が減ったという人も多いでしょう。
では、なぜ一人暮らしをすると魚を食べなくなるのか。
また、魚が不足するとどうなるのかについて、紹介していきます!!
一人暮らしの人が魚を食べなくなる理由①お金がかかるイメージがある
一人暮らしをすると、自炊を経験することになりますね。
すると、スーパーで買い物をするようになって食品の値段を知るわけですが、魚は肉と比べて価格が高いイメージがありますね。
特に刺身は鮮度が良い分、値段が高いです。
切り身を買うにしても、100グラムあたりの値段で見ると、肉類より高いことが多いですよね。
このように、単純に金額で魚を選ばないようになっている人もいるでしょう。
一人暮らしの人が魚を食べなくなる理由②調理しにくい
料理が得意な人は別として、肉と魚、どっちが調理しやすいかという話ですね。
肉は炒め物にとりあえず混ぜることができますし、カレーやシチューなどにも入れることができますね。
一方で、魚はとりあえず足すということがしにくいです。切り身を買ったとして、骨があるので炒め物など、料理に混ぜることが難しいでしょう。
そうなってくると、魚を食べるとしたらそのまま焼いて食べる人も多いかもしれませんね。
もしくは鍋の具材にするとかですかね。
このように、魚は一人暮らしの自炊の食材としては汎用性が低いため、食べる機会が減っていっていると考えられますね。
また、魚を焼いたとして、洗い物が面倒だったり、臭いが部屋に残ったりするのも原因ですかね。
一人暮らしの人が魚を食べなくなる理由③外食も肉類中心
一人暮らしの人の中には、自炊はあまりせず、外食で済ませるという人もいるでしょう。
しかし、それでも魚を食べる機会は少ないでしょう。
食の欧米化が進んだことで、牛丼、ラーメン、ハンバーガーのようなファストフードが人気になっていますね。
これらも多くは肉類が使われています。
外食で主に魚料理を食べるという人もいるでしょうが、あまり多くない印象です。
魚を食べないとどうなるのか?
ところで、魚不足になると何か問題はあるのでしょうか?
タンパク質や脂質は肉でも摂取可能ですよね。
しかし、魚に含まれていて肉に含まれていないものがあります。
その代表的なものがDHAとEPAです。この2つは必須脂肪酸の一種です。
「必須」の文字が示しているように、人間の体に必要な栄養素ということですね。
そして、体内で生成することもできないため、食べ物から摂取する必要があります。
DHAやEPAが不足すると、たとえば以下のような影響が出るとされています。
- 記憶力、集中力の低下
- 血液がドロドロになり、高血圧や動脈硬化になりやすくなる
- 内臓脂肪が増え、メタボになりやすくなる
- イライラするなど、精神的に不安定になる
記憶力や集中力は仕事や勉強の作業効率に直結しますし、精神面もストレスにつながってきますね。
また、健康面でも影響が出るわけですから、意識的にDHA、EPAを摂り入れていきたいですね。
DHA・EPAを継続的に摂取するには?
DHA、EPAは必須脂肪酸なので、継続的に摂取する必要がありますね。
解決方法は以下の2つです。
- 魚を日々の食事に取り入れる
- サプリメントを活用する
魚を日々の食事に取り入れる
まずは、魚を毎日とはいかなくても、食事に取り入れることです。
これができれば、DHA、EPAの問題は解決です!!
とはいえ、先ほど上げたような理由から、一人暮らしで魚を食べ続けるのは難しいですよね。
そんな時におすすめなのが、魚の缶詰になります。
サプリメントを活用する
DHAやEPAはサプリメントで摂取することも可能です。
これなら、魚を食べる必要が無いので継続しやすいですね。
ただし、サプリメントで一日分のDHAとEPAを補えるかというと、結構怪しいです。
そのため、魚を食べていない日はサプリメントで補うといった感じで、魚を食べることとサプリメントを活用することの両方を実行するのが良い解決策だと思います。
まとめ
さて、今回は一人暮らしをすると魚を食べなくなる理由と、魚不足による影響についてお話してきました。
どうでしょう。皆さんは魚を食べていますか?
特に若いうちは健康にあまり気を遣っていない人も多いですから、意識的に魚を食べるようにしましょう!!