
ポカポカ気持ち良いから、よくこたつで寝ているよ
寒い冬に使うこたつ。心地良さと同時に眠気も感じやすいですよね。
そんな時に一人暮らしでやりがちなのが、こたつで寝てしまうということ。
冷たいベッドで寝るのが嫌で、僕もついついやってしまいますね・・・
こたつで寝るのは気持ち良いものですが、健康には良くないと知っていますか?
というわけで今回は、こたつで寝ることによる体への影響についてお話していきます!!
こたつでの睡眠による悪影響①脱水症状になる
こたつで寝ると、ベッドや敷布団で寝た時よりも寝汗の量が多くなります。
僕もこたつで寝ると、全身から結構汗をかきますね。
不快感があって、目覚めの気分は最悪です。
寝汗が増える理由は簡単。
こたつが発する熱によって体温が上がってしまう分、体内の水分が汗として放出されやすいからです。
布団で寝る場合の2倍近い量の汗をかくとも言われていますね。
これによって体内の水分量が減り、脱水症状になることがあります。
脱水状態になるとどうなる?
脱水状態の症状にも色々ありますが、ポイントは血液がドロドロになってしまうことですね。
血液にも水分が含まれていますから、体内の水分量が減るということは、血液中の水分量が減ることにもつながります。
血流が悪くなると、たとえば、血栓ができて脳梗塞になることもあるので、注意が必要です。
そこまでいかなくても、めまいや脱力感、疲労感などの症状が出る可能性があります。
血流以外にも、腸内の水分量が減ることによってお通じが硬くなり、便秘になることもありますね。
こたつに入る時は水分補給を意識しないといけません。
また、もしもこたつで寝てしまった場合は、とりあえず水を飲みましょう。
こたつでの睡眠による悪影響②睡眠の質が下がる
こたつで寝る時は心地良いのですが、目覚めは良くないですね。
寝汗による不快感もありますが、疲労感が結構あります。
寒さを差し引いても、こたつから出ることでさえ億劫になってしまいますね。
僕の体感としては、こたつで8時間寝るよりもベッドで5時間寝た方が目覚めは良いです。
とりあえず言えるのは、こたつで寝ると睡眠の質が下がるということですね。
体の疲れが取れなかったり、眠気が中々消えません。
睡眠の質が下がる理由は以下2つ。
- 体温が下がらない
- 体への圧迫が強い
体温が下がらない
通常、寝ている間の体温は起きている時よりも低くなるものです。
寝汗をかくのも、体温を下げるためですね。
しかし、こたつで寝てしまうと、こたつの熱によって体温が上手く下がらないようになります。
これによって体温調整をする自律神経の働きが乱れ、疲労が取れなかったり体内の機能にも影響が出てしまいますね。
体への圧迫が強い
こたつで寝るということは、カーペット上で寝ることを意味しますね。
敷布団やマットレスと違って体への圧迫を分散できず、特に腰や背中への負担が大きくなります。
実際、僕もこたつで寝た後は体が痛いです。
また、狭いこたつの中で寝ていると、寝返りを満足に打てません。
人間は寝ている間に10回以上寝返りを打っているとも言われています。
寝返りを打つのも、体への負荷を分散する目的がありますね。
自律神経の乱れに加えて、体への負荷。
コタツで寝るのは、体を休めるには悪い行為と言えそうですね。
こたつで寝ると火事になるリスクも
こたつのつけっぱなしによる火事の事例は少なくないようです。
電源コードから発火したり、こたつ内のほこりから発火。
寝ている間に火事になってしまったらと考えると恐ろしいですね。
こたつで寝ないようにするには?
こたつ睡眠の危険性が分かったところで、対策法についても考えていきましょう。
僕が実践しているのは、スマホでこまめにアラームをセットしておくというもの。
こたつで眠気を感じてしまうのは避けられないため、寝てしまったとしてもすぐに起きられるように、アラームをセットしています。
また、眠気を感じた時に一旦こたつから出るのも良いと思います。
暖かさで眠気を感じてしまうなら、こたつから出てリセットすれば良いわけですからね。
他にも、コーヒーなどでカフェインを摂取して脳を覚醒するのも良いでしょう。
まとめ
さて、今回はこたつで寝る危険性についてお話してきました。
特に一人暮らしだと、ついついこたつ睡眠をしてしまう人が多いのかなと思います。
寝る前は心地良いのですが、目覚めた時が最悪。
皆さんもこたつで寝ないように気を付けましょう。