エンジニアにExcelの知識は必要?システム開発における使用場面例

システムエンジニアにExcelの知識は必要?使用場面例について システムエンジニア

システムエンジニアって、パソコン全般に対して詳しそうなイメージがありませんか?

よくあるのが、「Excelの使い方も当然詳しそう」というもの。

僕自身もシステムエンジニアで、友人から時々Excelについて相談・質問をされたりするのですが、基本的にわからないです笑

これからシステムエンジニアを目指す人の中には、「Excelの勉強も必要なのかな・・・」と思う人もいるかもしれませんが、はっきり言います!!

システムエンジニアだからExcelに詳しいということはありません!!

僕もExcelなんて基本操作くらいしかわからないですからね笑

まあ、中には詳しい人もいるのも事実ですが・・・。

実際、システムエンジニアの業務において、Excelを使うことはありますが、大方、必要なスキルは他の業種と大差無いでしょう。

というわけで、今回はシステム開発におけるExcelの使用場面例について紹介していきたいと思います!!

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システムエンジニアはExcelの操作を教わってない

まず最初に言っておきたいのが、システムエンジニアは入社時の研修などでExcelの操作を教わることが無いということですね。(全ての会社がそうとは言いませんが、大半は無いのかなと思います)

研修で教わるのは主にプログラミングです。当然ですよね、システムエンジニアに必要なのはExcelのスキルではなくプログラミングですから。

研修で教わらない以上、Excelは必須の知識ではありません。

その後、業務で使うことはあっても、その業務を通して操作を覚えていくことになります。

そのため、「システムエンジニアだからExcelも詳しい」というのは成立しないということです。

業務で色んな機能を使っていれば詳しくなっていきますし、基本操作しか使わなければ基本操作しかできません笑

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書類はExcelやスプレッドシートで作ることが多い

先ほどまでの記述で「システムエンジニアはExcelをあまり使わないのか?」と感じた人もいるかもしれませんが、システムエンジニアが書類を作成する時はExcelやGoogleのスプレッドシートを活用することが多いです。(どちらかというとスプレッドシートの方が多いかな?)

クライアントとの書類のやり取りはExcelファイルの受け渡しやスプレッドシートの共有で行うことが多いですからね。

そして、Excelとスプレッドシートに共通しているのが、シートを分けられるという点。

複数のシートを作成することができるので、議題ごとにシートを分けて1つのファイルにまとめることができますね。

そして、シートに名前を付けておけば、どのシートにどの議題のことが書かれているかが一目瞭然です。

「めちゃくちゃ仕事でExcel使ってるじゃねーか!!」と思われるかもしれませんが、大抵は基本操作で済むので、Excelの詳しい操作を知っている必要は無いということですね。

Excelの使用例①設計書・仕様書の作成

Excelの使用場面の1つ目として、設計書や仕様書の作成があります。

つまり、これから作るシステムの作り方だとか構成が記載される書類ですね。

システム開発者はこの設計書や仕様書を見ながらシステムを作成していくことになりますし、クライアントとの認識合わせにもこれらの書類が使用されています。

Excelのスキルとしては、文章を入力する、画像を添付する、図形を使用する、セルの色を変えるなどといった基本的な操作ができれば作成可能ですね。

Excelの使用例②試験項目書の作成

システムエンジニアの仕事はシステムを作ったら終わりではありません。

作ったシステムが想定通りに動くのかをテストする必要があります。

その際に作成するのが試験項目書ですね。

試験項目、試験実施者、試験実施日、試験結果などを表形式で記載します。

「この手順でシステムを操作した時に意図した動きになるか」、「ボタンを押した時に上手く動作するか」といったことを試験項目として列挙していきます。

そして、試験実施者はこの試験項目書の試験項目を順番に実行し、試験実施者、試験実施日、試験結果の項目を埋めていきます。

試験結果がNGの項目が見つかったら、修正してからクライアントに提出することになりますね。

試験項目書に関しては、演算子を使えると便利ですね。

残試験項目数をカウントしたり、NG項目数をカウントする場合などに役立ちます。

Excelの使用例③テストデータ・SQLなどの作成

試験実施の場合など、事前にシステム必要なテストデータを入れておくといった作業が必要になることがあります。

そのような場合もExcelやスプレッドシートを使用することがありますね。

要するに、類似のデータをたくさん用意したい時にExcelで生成するという感じですね。

演算子を使用して行ごとに少しずつデータを変えるということも可能です。

データベースにデータを入れる際のSQL(データベースで使われるプログラミング言語のようなもの)もExcelで作ることが多かったりします。

Excelの使用例④マクロで作業を効率化

Excelの使い方として、マクロで作業を効率化することもありますね。

マクロとはExcel操作の自動化ですね。ボタンを押したら表が作成される、文字列が置換されるなど、

「この作業は自動化できそうだな」と思った時にマクロが使われることはあります。

まあ、ここまでいくと基本操作ではなくなっていますが笑

Excelの使用例⑤その他

上記以外にもExcelの使用場面は色々あります。

クライアントへ提出する書類で言えば、画面項目定義書やAPI一覧表、エラー一覧表など、業務によっても異なりますが様々です。

まあ、これらも難しい操作は必要無いですけどね。

他にも、業務やシステムの情報の共有・保存にExcelやスプレッドシートが使われます。

他の業種のことは知りませんが、システムエンジニア以外でも同程度にExcelを使う職業はたくさんあるのではないかと思います。

まとめ

さて、今回はシステムエンジニアのExcelの使用場面例について紹介してきました。

使うとしても基本操作が多いということで、意外とExcelに詳しくないエンジニアは多いということです。

「システムエンジニアはパソコンのことは何でも知っているはず!!」と思われると困ってしまうので、過度な期待はしないようにしてください笑

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