職種によっては繁忙期というものがありますね。
たとえば、旅行関係の仕事なら年末年始やゴールデンウィークなどが繁忙期になるでしょう。
繁忙期の時期や有無は職業によって変わってきますが、システムエンジニアの場合はどうでしょうか?
というわけで今回は、システムエンジニアの繁忙期についてお話ししていきます!
システムエンジニアの繁忙期は決まっていない?
まず結論から言いますが、システムエンジニアは明確にいつ繁忙期になるかが分かりません。
年末年始、年度末、ゴールデンウィークなどは特に関係無いわけですね。
ただ、忙しい時と忙しくない時というのは存在します。
これは時期というよりも、仕事のスケジュールによって変わってくるからです。
システムエンジニアの繁忙期はリリース前後
あえてシステムエンジニアの繁忙期を挙げるなら、開発しているシステムのリリース時期が該当しますね。
リリース前後はトラブルが付き物なので、比較的残業も多くなりがちです。
では、リリース時期はいつなのか?
これは案件によってバラバラですね。
何月なのか、月末なのか月初なのか。
結局のところ、納期がいつになるのかによって決まるので、納期が未定のうちは繁忙期がいつになるか分かりません。
繁忙期が無い場合もある?
納期によって繁忙期が決まると話しましたが、繁忙期が存在しないケースもありますね。
リリース前
まず、リリース前の場合。
基本的には納期に追われて残業で対応することが多いのですが、作業進捗に余裕があれば、リリース直前だとしても残業無しということがあり得ます。
まあ、そのような状況は少ないですが・・・。
実際は納期直前に仕様変更の連絡が来て急いで対応するなど、予定外の対応が発生することがよくあります。
リリース後
リリース後、トラブルが発生した場合は原因調査や改修でバタバタすることがあります。
逆に、トラブルが特に起きていないという状況なら、忙しくなることも無いですね。
ただ、リリース後に忙しくなるというのは大抵、突発的なものです。
定時直前にトラブルが発生し、緊急で調査が必要になることもしばしば。
いつ忙しくなるか分からないのが難しいところですね。
業務後に予定を入れる時は要注意です。
年末年始やGWは休める?長期休暇は可能?
ところで、システムエンジニアは年末年始やゴールデンウィークに休みを取ったり、1週間程度のまとまった休みを取ったりすることは可能なのでしょうか?
結論、仕事内容にもよりますが、可能です。
ポイントになるにはやはりリリース時期ですね。
リリース前後は忙しくなることが予想されるので、なかなか休みを取りにくいでしょう。
逆に言えば、リリース日まで余裕があるなら有給を取りやすいですね。
ある程度まとまった休暇を取ることも可能です。
また、年末年始やゴールデンウィーク、お盆などはまとまった休みを取りやすい傾向にありますね。
受託開発の場合は顧客側がその時期に休暇を取っていることが多く、顧客対応が発生する可能性が低いため、休暇を取りやすかったりします。
自社開発なら納期に追われることも少ないでしょうから、やはり休みは取りやすいでしょう。
システムエンジニアはブラックなイメージもあるかもしれませんが、意外と休みの融通が利きますね。
まとめ
さて、今回はシステムエンジニアの繁忙期についてお話ししてきました。
「何月に忙しくなる」というのが特に無いのが特徴的ですかね。
プライベートの予定を組む時は、いつ仕事が忙しくなるかを予想する必要はありそうです。