勉強・サークル・恋愛・遊びなど忙しい大学生。何かとお金がかかり、アルバイトをしている方も多いと思います。
しかし、「学校生活との両立が大変」、「もっと効率良く稼ぎたい!」という悩みもあるでしょう。
そんな皆さんに朗報です!
クラウドソーシングという働きで、アルバイトを上回る収入を得られる可能性があります。
というわけで今回は、実際に僕が大学生の時にクラウドソーシングで時給換算3000円稼いだ体験についてお話ししていきます。
クラウドソーシング:
企業・個人がインターネット上で不特定多数に業務を発注する業務形態。
テレワークが可能な仕事が多く、社会人、学生問わず人気の働き方で副業として利用する人もいる。
詳しくはこちらの記事をチェック!
クラウドソーシングは大学生でも簡単にできるの?
ネット上で見つかるクラウドソーシングについての記事を読むと、「何となく難しそう」というイメージを持つ方もいるかもしれませんね。
しかし、実際、特別なスキルは必要ありません。
クラウドソーシングで見つかる仕事は幅が広く、ホームページ制作やゲーム開発、プログラミング、イラスト制作のような専門的なものから、データ入力、アンケート、ライティングといった容易なものまで様々です。
僕自身、現在はシステムエンジニアとしてプログラミングを得意としていますが、大学生の頃は特に役立つスキルを持っているわけではありませんでした。
というわけで、僕の場合は主にライティングの仕事を受けていました。
アルバイトと比べて、どっちが稼げるの?
実際、クラウドソーシングとアルバイトはどちらの方が稼げるのか?
皆さんが一番気になるポイントですかね。
いくら自宅で気軽に仕事をできるといっても、「収入が低かったらアルバイトしたほうがマシ!」と思うでしょう。
実際、ネット上でも「単価が低い」、「時給換算で数十円」などといっている記事も見かけますが、これらは半分正解で半分間違いです。
クラウドソーシングは最初のうちは稼ぎにくい
僕の場合について話しましょう。
僕は「ランサーズ」というサイトでクラウドソーシングをしていました。
(ランサーズは大手のクラウドソーシングサイトで、案件も豊富です。初心者からベテランまで利用可能でステップアップできます。)
最初のうちはどの仕事をすれば良いのかわからず、楽に報酬が入る仕事ばかり選んでいました(アンケートやデータ入力などの単価の低い仕事)。
また、最初のうちはプロジェクト案件に応募しても、採用されることはほとんどありませんでした。
提案文で何を書くべきか分かっていなかったり、実績も無いからですね。
そうなると、タスク案件がメインの収入になるので、どうしても収入は少なくなりがちです。
最初のうちは時給換算で良くても200~300円程度。
アルバイトをしている方からすると、馬鹿馬鹿しく感じるかもしれませんね。
稼ぐならプロジェクト案件に挑戦が必須
何とかアルバイト並みの収入を得たいと考えた僕は、ネット上で情報を集めました。
どうやらプロジェクト案件ならばたくさん稼げるようです。
ただし、先ほども言ったように、最初は実績がありませんから採用されることは難しいです。
まずは実績作りが大切だと思ったので、低単価の案件でも気にせずに、ひたすらプロジェクト案件に応募していました。
ちなみに、単価の低い案件ほど初心者にはおすすめですね。
なぜなら、クラウドソーシングで稼げるようになった人達は単価の低い案件に応募しないからです。
どの案件をやっても、実績としての記録は同じですから、まずは数をこなすことが大切になるでしょう。
僕はライティングとデータ入力の案件をメインに応募していましたね。少しずつ採用率も上がっていき、少しずつ単価の高い仕事の応募へシフトしていきました。
おそらく、クラウドソーシングを始めてから2,3か月で時給換算1000円に到達しましたね。
そして、半年後には時給換算3000円に到達しました。
クラウドソーシングを始めてから | 時給換算(目安) |
---|---|
1ヵ月 | 200~300円 |
2ヵ月 | 500~800円 |
3~4ヵ月 | 1000~1500円 |
5~6ヵ月 | 2000~3000円 |
クラウドソーシングはどの仕事なら稼ぎやすい?
さて、仕事の幅が広いクラウドソーシング。
どの仕事が稼ぎやすいのでしょうか。人それぞれ得意不得意はあると思いますが、僕の感覚で話していきます。
実際に引き受けた仕事
- 音声の文字お越し
- データ入力
- 動画編集
- ライティング
- その他
最初のうちはいろいろな仕事に挑戦していました。
同じ職種でも単価はさまざまで、稼げるものも、稼げないものもあります。
結論からいうと、僕が挑戦した仕事で、ライティング以外のものでは効率的には稼げませんでした。
ただし、人によっては効率の良い方法を見つけて稼げるかもしれません。
音声の文字起こし
音声の文字起こしは、音声ファイルだとか動画ファイルの会話等を聞いて、それを文字に起こしていく作業ですね。
正直、得意不得意が分かれると思います。タイピング速度・音声を聞き取る能力があれば上手く稼げるかもしれません。
また、文字起こし関連のツールもあるようなので、その辺を活用できると良いでしょう。
動画編集
動画編集の仕事はたとえば、Youtube投稿用の動画の作成作業がありますね。
動画編集に関しては、使用するツールによっても作業効率が大きく変わるでしょう。
僕はwindowsのムービーメーカーを使っていましたが、効率は結構悪かったですね。
案件の単価自体も安かったので、時給換算は200~300円程度。
また、クライアントの要望通りに作れないと修正の繰り返しでかなり時間がかかってしまいます。
ただし、繰り返し取り組めば作業効率もスキルも高まりますから、後々は高収入につながるかもしれません。(youtuberを目指している方も編集能力が身につくので良いかもしれませんよ)
データ入力
データ入力でアルバイトを超える収入は難しそうです。クラウドソーシングの仕事は、誰でもできるものは低単価。
一部の人しかできないものは高単価になっています。
データ入力は言ってしまえば誰でもできる仕事に含まれます。お小遣い稼ぎ程度に認識しておいたほうが良いでしょう。
ただ、単純作業ではあるので、テレビやYoutubeを見ながらのんびり作業するのもありですね。
ライティング(一番おすすめ!)
個人的にはライティングが一番おすすめです。
ライティングはブログ記事の作成だとか、雑誌記事の作成などがありますね。
きっと、ライティングの仕事をしたことがない人は「どんな記事を書けば良いのかわからない」、「文章力に自信がないから無理」などと思うでしょう。
しかし、ご安心ください。
「どんな記事を書けば良いのかわからない」→クライアントから指示されます。
大抵はマニュアルがあるので、その通りに作成すれば大丈夫です。
「文章力に自信がないから無理」→別に小説のような表現力を求められるわけではありません。
日本語の文章を書ければ作業可能です。
ライティングの仕事は単価は安くないの?
クラウドソーシングの仕事はよく、単価が低いと言われます。ライティングも例外ではなく、割に合わない報酬の案件も多いです。
「文字単価が1円未満は安い!」といっている人もいますね。
しかし、社会人が働くなら話は変わりますが、学生が働くのであれば文字単価1円まで行かなくてもアルバイトを超える収入を目指せます。
たとえば、文字単価0.5円、2000文字の記事作成の仕事があったとしましょう。
この仕事の報酬は2000×0.5 = 1000円です。
1時間で書ければ時給1000円ということになりますね。
そして、実際どれくらい時間がかかるのかですが、1時間あれば書けます。
最初のうちは2~3時間程度かかるかもしれませんが、慣れれば執筆スピードが上がっていきます。
時給換算1000円ということで、この時点で、多くのアルバイトと同レベルの収入になりますね。それでは、文字単価が上がっていった場合はどうなるでしょうか。
文字単価 | 時給換算 |
---|---|
0.5円 | 1000円 |
0.8円 | 1600円 |
1.0円 | 2000円 |
1.5円 | 3000円 |
仕事をやっていくうちに、クライアントに文字単価を上げてもらえることがあります。
僕の場合、最初は文字単価0.8円の仕事が1.5円になりました。
また、実績を重ねれば、単価の高い案件も採用されやすくなります。
クラウドソーシングのメリット・デメリット
クラウドソーシングにはメリットもデメリットもあります。アルバイトと比較しながら考えていきましょう。
メリット
まずはメリットから見ていきましょう。
好きな時間に好きな場所で働ける
アルバイトは決まった時間に決まった場所に行かなければいけませんね。
自分の好きな時に働きたい方にはクラウドソーシングのほうが向いています。
たとえば、夜型の人なら、夜中に働くこともできます。
また、授業の空きコマに仕事をするという働き方も可能ですね。
自宅で働くなら、テレビを見たり音楽を聴きながらのんびり働いても良いですし、休憩のタイミングも自由です。
収入がどんどん増える
最初こそ収入は少ないですが、続ければ続けれるほど稼げます。
アルバイトの場合、時給の変動はほとんどありませんよね。「一定期間働けば時給アップ!」みたいなことはありますが、大きな変化はありません。
一方、クラウドソーシングは違います。まず、単価が上がっていくという話は先ほどもしましたね。
その変化自体が大きいですね。
さらに、仕事を繰り返すほど、作業効率も上がっていくのです。
同じ報酬の仕事をやっていても、「最初は2時間かけていたのが、1時間半になり、1時間になり・・・」というようにスピードが上がっていきます。
ということは、同じ時間でできる仕事量が増えるということになりますね。
つまり、「単価アップ・仕事量アップ」という2つの要素から収入アップを期待できるのです。
デメリット
一方で、クラウドソーシングにもデメリットはあります。
確認していきましょう。
最初は稼ぎにくい
やはり、仕事のモチベーションはもらえる収入です。
どうしても、最初のうちは上手く稼げず、働くのが嫌になります。我慢強く継続できるかがカギですね。
友人にクラウドソーシングを勧めても、最初のうちの時給換算を聞いた瞬間に興味を無くす人が多いです。
人との関わりが無い
アルバイトでは職場の人との関わりもありますが、クラウドソーシングは人との関わりがほとんどありません。
クライアントとのやりとりも、メールや電話がほとんどで直接会うことは少ないです。
僕の場合はメールやメッセージアプリでのやりとりのみです。
そのため、皆で一緒に働きたいという方には向いていないかもしれません。
自己管理ができないと成立しない
自由に働けるのがクラウドソーシングの魅力ですが、「自由」ということは自分で仕事とプライベートを切り替える必要があります。
特に、自宅にいるとプライベートとの境界線があいまいで、集中しづらいという人もいます。
学校や喫茶店など、自分にとって働きやすい環境で働くと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
今回は僕がクラウドソーシングをやってみて、思ったこと・感じたことを話してきました。
大学生は忙しいようで、空き時間も多いのではないでしょうか。隙間時間や暇な時間に働いて、お金に余裕のある大学生活を送ってみませんか。