鶏皮は脂質が多く、好き嫌いが分かれる食べ物ですが、脂質を落とした鶏皮せんべいは人気がありますね。
フライパンで鶏皮を焼いて脂を落とすのが一般的ですが、調理に時間がかかったり、脂の落ち加減にムラが出来やすいのが悩みどころ。
しかし、これらの課題を簡単に解決する方法があります。
それが、電子レンジによる加熱です。
というわけで今回は、電子レンジで鶏皮せんべいを作る方法についてお話ししていきます!
電子レンジを使った鶏皮せんべいの作り方
今回は、以下のものを用意しました。
- 鶏皮(150g)
- 塩胡椒(適量)
- ラップ
- キッチンペーパー(6枚)
①皿に鶏皮を乗せる

まずは生の鶏皮を耐熱皿に乗せましょう。
キッチンペーパーを3枚敷き、その上に鶏皮を乗せます。
加熱すると鶏皮同士がくっついて塊になります。小さい鶏皮せんべいを作りたい場合は、大きな皿を使って、鶏皮の1切れ1切れの間に隙間を空けましょう。
②味付けし、キッチンペーパーを被せる

塩胡椒を適量かけ、その上からさらにキッチンペーパー3枚を被せます。
キッチンペーパーで上下から鶏皮を挟むようにしましょう。
鶏皮は加熱すると脂が大量に出るので、それをキッチンペーパーに吸わせる目的ですね。
③電子レンジで加熱
ラップをかけ、電子レンジで加熱します。
※ラップはしっかりかけましょう。隙間があると、鶏皮の脂が電子レンジ内で跳ねて悲惨なことになるかもしれません。
加熱時間はお好みですが、2パターン紹介します。
多少は脂を残す場合
600Wで10分加熱すると、こんな感じになります。

多少は脂が残っていますが、鶏皮は硬くなった状態ですね。
体感としては、8~9割の脂が落ちているくらいです。
ジューシーな食感と脂質を残しつつ、おつまみ感覚で食べられます。
せんべいと言えるほどカリカリはしていませんが、満足感も得られるのでおすすめですね。
脂を落としきる場合
600Wで13分加熱した場合、鶏皮の脂はほとんど落ちて、こんな感じになります。

ここまで来ると、カリカリ食感の鶏皮せんべいになりますね。
電子レンジで鶏皮せんべいを作るメリット
鶏皮せんべいを電子レンジで作れば、色々とメリットが多いですよね。
①洗い物が少ない
洗い物は加熱に使った皿だけ。
フライパンで鶏皮せんべいを作ると、その分洗い物が増えて面倒ですからね。
また、周りに脂が跳ねるとその掃除も必要になります。
②調理時間が短い
電子レンジに鶏皮を入れてしまえば、後は放置でOK。
加熱に10~13分かかりますが、その間は別の作業をできますからね。
フライパンで加熱する場合は焼き加減をこまめにチェックしたり、キッチンペーパーで脂を取り除いたりするので他の作業をしにくく面倒。
③ムラなく加熱できる
フライパンでの加熱だと時間がかかる割に、上手く脂を落とせないことが多いですね。
電子レンジだと、鶏皮の大きさに関係なく、上手に脂を落とせるのでおすすめです。
まとめ
さて、今回は電子レンジで鶏皮せんべいを作る方法についてお話ししてきました。
手間をかけずにキレイに脂を落とせるので、ぜひ、試してみてください!