僕は理系学部出身のシステムエンジニアです。
経理の知識は元々皆無でした。
簿記の資格取得を目指した理由は、フリーランスになった時のために経理の知識を身に付けておきたかったからです。
そんなわけで、2021年に日商簿記3級の資格を取ってみました!
一応、証拠として合格証書を貼っておきます笑

CBT方式で受験したら、合格証書はPDFでダウンロードする形式でした。
個人的には、紙でもらえた方が嬉しかったですね笑
さて、僕が簿記3級に要した時間ですが、日数でいうと2日になります!

2日は流石に盛り過ぎ!できるわけないじゃん!
そんな声が聞こえてきそうですが、3級程度であれば、意外と短時間で合格レベルに持っていくことができます。
というわけで今回は、僕が2日の勉強で日商簿記3級に合格した話をしていきたいと思います!
※あくまでも、合格するための勉強法になります。そのため、きちんと知識をつけたい方は、もう少し時間を割いて、丁寧に勉強することをおすすめします。
日商簿記3級は知識ゼロからでも独学で合格できる
冒頭でも言いましたが、僕は元々、簿記の知識は皆無でした。
高校は普通科、大学ではプログラミング関連を学んでいましたからね。
そんな僕でも、市販の教材を用いて独学で合格できました。
しかも2日ですからね。
忙しい社会人でも、まとまった時間があればサクッと取れるでしょう。
日商簿記3級の勉強時間は?
簿記を受けようと思った人の大半が、一度はGoogleで「日商簿記3級 勉強時間」で検索したことがあると思います。
上位記事を見てみると、一般的には50~70時間程度、50~100時間程度というように記載されていますね。
1日1時間の勉強だとすれば、2~3ヵ月はかかるという計算になります。
これに対して僕の場合は、1日10時間を2日間。
トータルで20時間ですね。
一般的な勉強時間と比べると明らかに少ないですが、ポイントは日数にあると考えています。
僕は勉強は基本的に短期集中型です。
なぜかというと、日数をかけるほど、復習に要する時間が増えていくからです。
1日1時間の勉強を2ヵ月続ける場合、初日に勉強したことをいつまで覚えていられるでしょうか?
日数が増えるほど、以前勉強したことを思い出すための復習の時間が増えていきます。
つまり、一般的な勉強時間には復習時間もたくさん含まれているということですね。
日数を減らしていくほど思い出す作業が減っていくので、トータルの勉強時間が減っていく。
僕はそう考えています。
2日で合格というのもなかなか極端かもしれませんが、たとえば、1週間、毎日5時間勉強とかでも良いでしょう。
日商簿記3級は難しい?数学の知識は必要?
日商簿記3級の問題はほとんど計算問題です。
そして、計算機を使って問題を解いていきます。
「計算」という単語を聞くと、数学が苦手な人は抵抗があるかもしれません。
しかし、簿記で行う計算は数学というよりも、算数です。
足し算、引き算、掛け算、割り算。
いわゆる四則演算ができれば十分です。
二次関数だとか微分積分も出ない。
むしろ、簿記に必要なのは数学力よりも読解力と言えるでしょう。
理系か文系かで言えば、明らかに文系だと思います。
書いている内容に合わせて四則演算を行うと考えれば、大切なのは計算ではなく内容理解になりますね。
日商簿記3級の勉強方法
勉強方法はいたってシンプルです。
- 教科書で基礎知識をつける(練習問題は実際に書きながら取り組む)
- 問題集で知識を定着させる
- 試験直前に仕訳の復習をする
これだけですね。
僕の場合は1日目に教科書を読み、2日目に問題集を解くという感じです。
そして、問題集を解き終えた頃に確信したのが、「簿記3級は仕訳ができれば点数を取れる」ということ。
簿記3級は大問が3つあります。
仕訳問題自体は大問1になるのですが、大問2,3でも仕訳が必須です。
そして、仕訳さえできれば、あとは仕訳内容に合わせてシンプルな計算を行うだけ。
つまり、仕訳ができれば全ての大問に対応できるというわけですね。
日商簿記2級になると計算も複雑になってくるのですが、3級の計算はそれほど難しくありません。
日商簿記3級におすすめの教材は?
さて、実際に僕が勉強で使った教材はこちら!

「みんなが欲しかった!シリーズ」ですね。
この2冊で十分に知識をつけることができます。
教科書
まず教科書は、図解や練習問題が多いのが特徴的です。
ひたすら文字を読み続けるタイプの教科書ではありません。
図解で仕組みをイメージしやすくし、曖昧な理解を練習問題で補完してくれます。
文字を読むだけの教科書だと内容がよく分からないし、どういう形で出題されるか分からないから何を意識して読み進めれば良いか分からない。
そんな教科書と比べれば、圧倒的に分かりやすいですね。
ちなみに、教科書だけで知識を完璧にする必要はありません。
何となく全体像を把握するだけで十分です。
細かい知識は実際に問題集を解いていく過程で自然に身に付いていきます。
問題集
教科書に練習問題があるとはいえ、やはり、数をこなさないと点数を取るのは難しいです。
問題集は各大問の対策に加えて、本番レベルの模試が3回分収録されています。
十分な問題数があるので、1冊解き終わるまでの間にはほとんど仕訳ができるようになりました。
実際に本番の試験で出題された問題も、問題集と似たような問題が多かったですね。
コスパ最高
そして、これらの教科書と問題集。
どちらも1000円程度で購入できます。
安さと分かりやすさ。
両方を兼ね備えているのが嬉しいですね。
まとめ
さて、今回は、日商簿記3級を2日の勉強で合格した話をしてきました。
まあ、僕の場合は日程の都合で2日しか勉強できなかったというのもあるのですが笑
時間に余裕がある人はもう少し時間をかけて合格を目指した方が確実だと思います。
ぜひ、3級合格を目指してみましょう!
そして、3級に合格できたら、2級も目指してみましょう!
ちなみに、3級は2日で突破した僕ですが、2級には1ヵ月かかりました笑