【アドセンス】有用性の低いコンテンツ対策のチェック項目22選

【アドセンス】有用性の低いコンテンツ対策のチェック項目 ブログ

ブログ開設後に多くの人がクリアしたい課題が、Googleアドセンスの審査に合格し、ブログを収益化することですね。

しかし、アドセンスの審査は年々難化していると言われています。

特に多い不合格理由が有用性の低いコンテンツですね。

合格できず<br>困っている人
合格できず
困っている人

何度申請しても有用性の低いコンテンツと言われる!

ちゃんとオリジナリティのある記事を書いているはずなのに!

当ブログも同様で、13回の不合格を経験しました。

理由は全て有用性の低いコンテンツ・・・

トウゴ
トウゴ

記事には自分の体験を含めているし、情報提供型になっているはず。

じゃあ、原因は何?

審査の度に改修点を考え、14回目にしてようやく合格しました。

正直、14回目の申請の時は「これ以上は直す場所が無い」と思っていたので、無事に合格出来て良かったです。

というわけで今回は、「有用性の低いコンテンツになる原因が分からない」という人に向けて、アドセンス申請前のチェック項目を紹介します!

※何度も不合格になっている人から見れば、「そんなのもう確認してるわ!」という項目が多いかもしれませんが、中には「え!それは盲点だった・・・」という項目もあると思いますので、ぜひ、確認してみてください!

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有用性の低いコンテンツの意味を考える

まず考えたいのが、不合格理由の「有用性の低いコンテンツ」が何を意味しているかですね。

有用性:

有効に機能する性質。役に立つ傾向。

コンテンツ:

内容、情報

Twitterや色々なブログ記事を見てみると、「質の低い記事」と捉えている人が多いようです。

そのため、改善策としてタイトルの見直しやリライト、画像の挿入などを挙げているのがよく見受けられます。

しかし、必ずしも「有用性の低いコンテンツ」イコール「質の低い記事」では無いというのが僕なりの結論です。

個人的には、ほとんどの人は記事以外の要因で「有用性の低いコンテンツ」と判断されているのでは無いかと感じています。

結局のところ、「ブログ内のどこかが、クローラーもしくはユーザーにとって使いにくい状態になっている」ということでしょう。

それを特定し改修するのが、アドセンス審査合格のためのポイントになるわけですね。

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アドセンスの「有用性の低いコンテンツ」対策のチェック項目

それでは、ここから「有用性の低いコンテンツ」対策のためのチェック項目について確認していきましょう。

※Googleから明確に合格ポイントが公表されているわけではありません

今回紹介するチェック項目はあくまでも僕の経験に基づくものです。

合格に無関係な項目もあるかもしれませんが、SEOの評価が上がる可能性などのメリットはあると思います。

1. SSL化しているか

まずはSSL化について。

SSL化とは簡単に言えば、「通信を暗号化すること」ですね。

これによって、通信データが第三者に改ざんされたり傍受されるのを防ぐことができます。

安全な通信を保証しているページなので、保証されていないページよりも信頼性が高く、検索エンジンからの評価も上がるわけです。

自分のブログがSSL化しているかは、ブログのURLを見ると判断がつきます。

「http」で始まっている→SSL化していない

「https」で始まっている→SSL化している

SSL化していない場合は、アドセンス審査に関わらず対応しておいた方が良いですね。

対応方法についてはここでは割愛しますが、「(自分が利用しているレンタルサーバー名) SSL化」などで検索すると分かるかなと思います。

2. 固定ページを設置しているか

アドセンス申請をする前に、以下の固定ページは用意しておきましょう。

  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
  • プロフィール
  • サイトマップ

プライバシーポリシー

プライバシーポリシーとは、自分のブログを訪れたユーザーの情報をどのように扱うか等を定めた規範のことですね。

この規範が無いと、ユーザーの情報の扱われ方が不明瞭なので、安心してブログを見に来ることが出来ません。

つまり、ユーザーにとって利用しにくいサイトと判断されるわけですね。

プライバシーポリシーの記載事項については当ブログのプライバシーポリシーを参考してください。

ポイントは「Googleアドセンスを利用している旨」を記載しておくことですね。

審査に合格する前でも、記載しておくのが良いようです。

お問い合わせ

お問い合わせはユーザーがサイトの管理者と連絡を取りたい場合に必要なページです。

管理者と連絡の取れないサイトは利用しにくいと判断される可能性があります。

お問い合わせページの作る際は、WordPressの「Contact Form 7」というプラグインを使うと簡単です。

完成したら、当ブログのお問い合わせと同様なものができます。

プロフィール

プロフィールは自己紹介用のページですね。

「どんな人がこの記事を書いているのか」というのをユーザーに伝える効果があります。

また、自分の経歴を記載することで記事の専門性の高さを示すことにもつながりますね。

とはいっても、それほど文字数は必要無いと思います。

当ブログのプロフィールに記載していることは「僕がシステムエンジニアである」ということくらいですね。

サイトマップ

サイトマップといえば2種類ありますね。

XMLサイトマップ:

検索エンジンにサイト内のコンテンツを伝える

HTMLサイトマップ:

ユーザーにサイト内のコンテンツを伝え、利便性を向上させる

今回の場合は後者のHTMLサイトマップですね。

当ブログのサイトマップのように、カテゴリーと各記事へのリンクが記載されたページになります。

WordPressの「PS Auto Sitemap」というプラグインで簡単に作ることが可能です。

3. Googleアナリティクスと連携しているか

Googleアナリティクスはアクセス解析ツールですね。

これによってサイトを訪れたユーザーの行動だとかPV数などを閲覧可能です。

「アクセス解析ツールを入れていることで、ユーザー情報を分析し利便性を高める姿勢を示せる」のかなと、個人的には推測しています。

というわけで、連携していない場合は対応しておきましょう。

4. Googleサーチコンソールと連携しているか

Googleサーチコンソールは記事のインデックス登録や削除、検索クエリの分析などに利用できるGoogleのWebサービスですね。

作成した記事というのはインデックス登録をしないと検索しても出てきません。

サーチコンソールと連携していなくても時間経過でインデックス登録される可能性はありますが、登録状況を確認したりインデックスを削除する時はサーチコンソールが必要ですね。

5. 新規記事をインデックス登録しているか

先ほど軽く触れましたが、記事を新しく作成・公開したら検索エンジンにインデックス登録する必要があります。

記事がインデックス登録されていないと、アドセンス審査時に「記事が存在しないサイト」と判断され、「有用性が低い」という扱いを受ける可能性がありますね。

また、公開している記事が全てインデックス登録されているかを確認しておく必要もありますね。

「site:(自分のサイトのドメイン)」でGoogle検索すると、インデックス登録されている記事が検索結果に表示されます。

公開した記事が検索結果に無い場合は、サーチコンソールから「インデックス登録をリクエスト」しましょう。

6. サイトマップを適宜追加しているか

記事を新しく公開したら、インデックス登録に加えて、サイトマップの追加を行いましょう。

サーチコンソール左メニューで「サイトマップ」をクリックし、画面中央の「新しいサイトマップの追加」に「sitemap.xml」と入力し、送信します。

これによって、検索エンジンにサイト内のコンテンツの更新を知らせているわけですね。

7. 非公開のページがインデックス登録されていないか

先ほどはインデックス登録の話をしましたが、インデックス削除も重要です。

インデックス登録したページを削除・非公開にした場合、インデックスの削除リクエストをしないといけません。

これを忘れると、存在しないページ(404ページ)がインデックス登録されている状態になります。

404ページはユーザーにとって無価値ですね。

つまり、有用性の低いページです。

そのようなページが存在するサイトなら、アドセンス審査で「有用性の低いコンテンツ」で不合格になるのも納得ですね。

というわけで、「site:(自分のサイトのドメイン)」でGoogle検索し、非公開の記事が検索結果に表示されていないかを確認しましょう。

非公開記事があった場合は、サーチコンソールから削除リクエストを出してください。

8. リンク切れが無いか

リンク切れとは、「リンク先のページに接続できないこと」を意味します。

記事に内部リンクや外部リンクを記載している場合は意識が必要ですね。

内部リンクであれば、非公開記事のリンクを貼っていないか。

外部リンクであれば、リンク先のページが存在しているか。

1つでもリンク切れがあれば、有用性の低いコンテンツになる可能性は十分にあります。

といっても、自分で各記事のリンク先をチェックするのは面倒ですね。

そんな時に便利なのが、リンクチェッカーというツールですね。

自分のブログのURLを入力し、「チェック」ボタンを押すだけでリンク切れの有無を確認できます。

ちなみに僕がリンクチェッカーを使った見た時、各記事の上下に表示している「SNSシェアボタン」でリンク切れが発生していることが分かりました。

というわけで、審査時にシェアボタンは非表示にしていましたね。

9. 固定ページにnoindexを付けていないか

固定ページをインデックス登録すべきか、しないべきか。

つまり、noindexを付けるべきか付けないべきかですね。

僕もアドセンス申請時に迷って調べてみましたが、「付けるべき」、「付けないべき」の両方の意見がありました。

ただ、「noindexを付けた方が良い」という記事は数年前に公開されたものなので、情報が古い可能性があります。

ちなみに、僕はnoindexは付けず、固定ページもインデックス登録するようにして合格できました。

僕が合格したのは、2022年7月なので、少なくともこの時点ではnoindexは付けない方が良さそうということですね。

10. パーマリンクが適切か

パーマリンクとは記事のURLのことですね。

パーマリンクは自由に設定可能ですが、記事内容に合ったものにしておくのが無難です。

というのも、検索エンジンが記事の内容を把握する際にパーマリンク名も見ている可能性があるからですね。

ポイントは2点。

  • 日本語では無く英単語で
  • 単語は増やし過ぎない

単語を増やし過ぎるとスパムを疑われる可能性があるので、基本的には2~3単語で構成するのが良いかなと思います。

11. 画像ファイルのファイル名が適切か

パーマリンクと同様、記事内で使用している画像のファイル名も意味のあるものにしておきましょう。

検索エンジンはファイル名を元に画像ファイルの内容を把握している可能性があるからですね。

アイキャッチ画像であれば、パーマリンクと同様の命名の仕方で良いかなと思います。

12. メタディスクリプションを記載しているか

メタディスクリプションとは記事の概要を紹介する120字程度の文章のことですね。

Googleなどの検索結果の説明文に表示されます。

どんな内容の記事かというのをユーザーに分かりやすくことは、利便性を高めることにつながりますね。

13. 画像にalt属性を付けているか

画像のalt属性とは、画像が表示できなかった場合に代わりに表示するテキストのことですね。

もし画像が表示されていなくても、どんな画像が表示される想定だったかをユーザーに示すことができます。

これも利便性を高めることにつながりますね。

14. アドセンス審査コードを貼る場所が正しいか

アドセンス審査の際、アドセンス審査コードを貼る場所がそもそも間違っていたら、まともに審査されないので不合格になるのは当然ですね。

というわけで、審査コードを貼る場所が正しいことを確認しておきましょう。

<head>タグ内に審査コードがあればOKですね。

15. アドセンス審査コードに改行が入っていないか

アドセンス審査コードは基本的に、アドセンスのページで表示されているコードをそのままコピーして使っている人が多いでしょう。

ただし、ここで注意点があります。

それは、コードに謎の改行が入っている可能性があることです。

僕も審査コードを確認してみましたが、途中で改行が入っていることを確認しました。

改行があると審査コードが正しく機能しない可能性があるので、注意が必要ですね。

ちなみに、僕は改行を直した後の申請で合格できました。

もしかしたら、それまでの審査ではサイトの内容を全く見られていなかったかもしれませんね。

16. 自動広告がオンになっているか

これに関しては必要かは分かりませんが、言及している人がいたので僕も対応しておきました。

アドセンスのページで自動広告をオンにしておくというものですね。

アドセンス合格後に審査コードを貼ったままだと自動広告が表示されるようになるので、逆に言えば審査時に自動広告をオンにしないと審査コードが機能しない可能性もあるということかもしれませんね。

17. 有益そうな記事になっているか

さて、ここまでのチェック項目は記事の内容というよりもサイトの構成に関わる部分がメインでしたね。

ここまでのチェック項目を満たしていても不合格になるという場合に、ようやく記事の品質を見直すことになります。

まずは、「有益そうな記事」になっているか。

「オリジナリティのある記事が良い」、「ユーザーにとって価値ある記事が良い」、「専門性の高い記事が良い」などと言われますが、基本的には「自分の経験を踏まえた記事」を書けば良いのかなと思います。

そして、日記型にならないようにするには、情報を提供する姿勢を示せれば良いでしょう。

冒頭でどんな内容の記事になっているか、どんなことが分かるかを書いておけば情報提供型の記事になります。

「自分の経験がある且つ、情報提供型になっている記事」であれば、「有益そうな記事」になるでしょう。

実際に有益かどうかを判断するのはあくまでもユーザーですからね。

18. アイキャッチ画像をオリジナルのものにしているか

アドセンス審査では記事のオリジナリティが求められていると言われていますね。

記事内容については先ほど言ったように自分の経験を交えれば良いでしょう。

もう1つオリジナリティを出す場所と言えば、アイキャッチ画像ですね。

自分で撮影した画像を使えばオリジナリティを出すのは簡単ですが、記事のジャンルによっては用意するのが難しかったりしますよね。

そんな時は、フリー素材の画像をアレンジしましょう。

たとえば、当ブログのアイキャッチ画像はフリー素材にテキストを加えたものが多いです。

ただフリー素材を使うのと比べれば、オリジナリティは出せていますね。

19. カテゴリーが多すぎないか

実際にどうかは分かりませんが、Googleは専門性の高いサイトを評価する傾向にあるとのこと。

つまり、雑記ブログで色んなジャンルの記事を書くよりも、特定の分野に特化した方が評価される可能性があるということですね。

自分のブログが特化型か雑記かはカテゴリーの数で判断できるでしょう。

僕の場合はシステムエンジニアカテゴリーの記事に絞ってアドセンス申請を出していましたね。

合格時の記事数は17記事。

他カテゴリー記事も40記事程度作成していたのですが、審査時は非表示にしていました。

雑記ブログで運営する想定の人も、アドセンスに合格するまではカテゴリーを減らしておいた方が良いかもしれませんね。

合格後にカテゴリーを増やせば問題ありません。

20. YMYLのジャンルを避けているか

YMYLとは(Your Money Your Life)のことですね。

お金のことや健康のことなど、生活に与える影響が大きいジャンルの記事は高い品質を求められるため、アドセンス申請時は避けた方が無難でしょう。

僕も株主優待の記事など、投資関連の記事を作成していましたが、アドセンス申請時は非公開にしていました。

アドセンス申請のポイントは、「いかに不安材料を減らして原因を特定しやすくするか」だと思うので、「YMYLに該当するかもな~」という記事は下書きに戻しておきましょう。

21. 禁止コンテンツに該当していないか

YMYLは品質次第ではOKになる可能性がありますが、品質に関わらずアドセンスが禁止しているジャンルがあります。

たとえば、アダルトだとかアルコール、誹謗中傷などですね。

詳しくはGoogleパブリッシャー向けポリシーに記載されているので、該当する記事が無いか確認しておきましょう。

22. 記事数や文字数は十分か

参考程度に、僕の場合は合格時17記事で文字数は2000~3000程度でした。

記事数や文字数については明確な基準が無いようですが、これまでのチェック項目を全て満たしているなら、後はコンテンツ不足が原因になるのかなと思います。

申請しつつ、記事数も増やしていきましょう。

アドセンスの審査は2段階あるらしい?

噂によれば、アドセンス審査は2段階あるようです。

1次審査が機械による審査。

2次審査が人による審査。

というものですね。

これが本当なら、僕の場合は1次審査で落とされていた可能性が高いですね。

というのも、毎回、申請の7日後に不合格のメールが届くからです。

「申請から7日以内に機械がOKを出すようなサイトになっていなければ不合格になる」のかな~と妄想しています。

アドセンス再申請で期間を空ける必要は無い

アドセンスの再申請は期間を空けた方が良いという話がありますが、これに関しては不要だと思います。

僕は不合格メールが来たらすぐに再申請するようにしていましたからね。

14回目の申請で合格になりましたが、その時も13回目の直後に再申請しています。

合否の判定に時間がかかる場合もあると思うので、早く合格を貰うためにも再申請は積極的に行って良いでしょう。

まとめ

さて、今回は僕の経験を基づくアドセンスの「有用性の低いコンテンツ」対策のチェック項目についてお話ししてきました。

僕自身、アドセンス審査でかなり苦戦しただけに、チェック項目にはそれなりに自信はありますね。

この記事を読んだ皆さんのアドセンス合格に貢献できたら嬉しいです。

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